横浜 DeNA の松尾汐恩、高校野球名門・大阪桐蔭で「最後の日本一」を知る男

横浜 DeNA の松尾汐恩は、高校野球の超名門・大阪桐蔭校で「最後の日本一」を知る男。3 年目を迎えた今季、捲土重来を期している。

横浜 DeNA の松尾汐恩、高校野球名門・大阪桐蔭で「最後の日本一」を知る男

横浜 DeNA ベイスターズの松尾汐恩は、高校野球の超名門・大阪桐蔭校で「最後の日本一」を知る男。3 年目を迎えた今季、捲土重来を期している。

松尾は昨年、日本一に輝き、今季は 27 年ぶりのリーグ優勝を目指す DeNA ベイスターズで高卒 3 年目の捕手として勝負の年を迎えている。高校野球の超名門・大阪桐蔭校で「最後の日本一」を知る男は、巷で囁かれ始めている負のレッテルを吹き飛ばすことができるのか。

3 年連続一軍スタートとなったキャンプ

ルーキーだった 23 年から 3 年連続で春季キャンプは一軍スタート。2 年目の昨季は開幕戦から一軍に帯同し、計 27 試合に出場。38 打数 8 安打の数字を残した。さらにクライマックスシリーズ、日本シリーズと NPB の大舞台を 20 歳で体感し、松尾にさらに大きな経験値が加わった。

身体が大きくなった

高校時代は細身だった身体が昨春のキャンプで明らかに分厚くなったと感じた。だが、ユニホームがパツパツになった姿を目にすると、今年のキャンプではさらに大きくなったとすぐに分かった。

ウエイトトレーニング

「ウエイト(トレーニング)は、かなりやりました。体重も……増やしましたけど、体脂肪を落とし過ぎず、体重を増やすようにしました。脂肪を落とし過ぎたらケガのリスクにも繋がりやすいんです。シーズン中は増減をできるだけなくしていきたいんです」

合同自主トレ

昨年に続き、1 月は同じベイスターズの戸柱恭孝と合同自主トレを敢行した。戸柱の古巣でもある NTT 西日本の施設で徹底的に鍛え込んで臨んだ今季のキャンプ。今年もプロ 10 年目の大先輩のもとで多くの学びを得て、スタートを切った。

ライバル

さらにチーム内には戸柱以外にも強力なライバルがいる。昨季、108 試合でマスクを被り、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得するなど正捕手の座を射止めつつあるプロ 8 年目の山本祐大だ。

正妻の座

松尾は“次世代の正捕手”の呼び声が高いが、いずれはチームの正妻の座に……とのんびりと構えるつもりはない。

負けたくない

「山本さんは超えないといけない存在です。去年もベンチから見ているだけで良い刺激をもらいました。それは今も同じです」

「すべてにおいて、負けたくないです」 ――具体的にどういう部分で? そう尋ねると、こんな答えが返ってきた。

「何もかもですね。すべてにおいて、負けたくないです」 一方で、その言葉には周囲からの「ある評価」への反駁も含まれているようにも見えた。

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