東洋大姫路、17 年ぶり春の勝利!元履正社・岡田監督が母校復帰後初の聖地星獲得
第 93 回大会以来初の入場券完売戦で、優勝候補の東洋大姫路が初出場の壱岐を下し、初戦突破。好投手阪下が 1 回 2 失点で降板も、2 番手木下が 8 回 0 封 9K の好救援。

東洋大姫路が 17 年ぶり春 1 勝 元履正社・岡田監督が母校復帰後初の聖地星 好投手・阪下が 1 回 2 失点で降板も 2 番手木下が 8 回 0 封 9K の好救援
第 93 回選抜高校野球大会第 1 回戦で、東洋大姫路が地元兵庫で 21 世紀枠で初出場の壱岐を 7-2 で下し、初戦を突破した。
全席指定席となった第 93 回大会(2021 年)以降では初めて入場券完売となった一戦は、地元兵庫で、優勝候補の東洋大姫路が 21 世紀枠で初出場の壱岐を下し、初戦を突破した。春は 08 年以来の勝利。元履正社の岡田龍生監督は甲子園 7 連勝。母校復帰後では初の聖地星で通算 23 勝目。元報徳の永田監督らと並んで 32 位タイとなった。
大会屈指の好投手・阪下漣投手(3 年)が 1 回 1 安打 2 失点で降板する形となったが、2 番手木下鷹大投手(3 年)が 8 イニングを無失点 9 奪三振の好救援だった。
打線は四回に 1 点を奪い、1 点差に迫ると、五回に 3 本の適時打などで一挙 5 点を挙げて逆転した。
岡田監督は母校を率いての一勝に「感無量ですね」と振り返った。「超満員だったので、子どもたちも少し緊張していた。本人もちょっと肘に違和感があるということで。木下も準備できていたので。木下ももともと県大会の経験もありますし、十分投げられると思っていた。球持ちのいい投手。本当に今日は良く投げてくれた。打線も打ち込んできたが、その成果が出た。(次戦は)阪下がどこまで回復してくれるかだが、他の投手も十分に放ってくれる。頼らずにいければ」と、見据えた。