【センバツ】壱岐高校、地元・東洋大姫路と接戦も敗れる 3000 人応援で甲子園沸かせる
第 97 回選抜高校野球大会第 3 日、壱岐高校は地元の東洋大姫路と接戦したが、2-7 で敗れた。しかし、3000 人を超える大応援団が甲子園を沸かせた。

【センバツ】壱岐高校、地元・東洋大姫路と接戦も敗れる 3000 人応援で甲子園沸かせる
優勝候補で地元の東洋大姫路との対戦。初回、大会屈指の右腕・阪下を攻略。2 点を先制した。21 世紀枠での出場とはいえ、九州大会ベスト 8 の実力は確かだ。大観衆で埋まった甲子園のスタンドから大きな歓声が起きた。
それでも相手投手が代わった 2 回以降はホームが遠かった。6 回は 2 死二、三塁のチャンスをつくったが、追加点は奪えなかった。
先発したエースで主将の浦上脩吾投手(3 年)は 4 回まで相手打線を 1 失点に抑えたが、5 回に 5 安打に 2 四死球が絡んで 5 点を失い、逆転された。
浦上ら 3 年生は中学時代に「壱岐から甲子園へ」を合言葉に島の壱岐高校に進学することを決めた。部員 25 人は全員が島内出身者。この日を目指して力をつけてきた。
昨秋には創部初の九州大会 8 強入り。目標だった甲子園出場を 21 世紀枠という形で実現した。
人口 2 万 4000 人だが、この日は 3000 人を超える大応援団が甲子園アルプス席を埋めた。地元兵庫の人気校にも声援は負けてなかった。
まだ夏がある。今度は長崎王者となって甲子園に帰ってくる。