トッテナムのEL決勝勝利を巡る激論:英国メディアの辛辣批評とファンの熱狂
トッテナムがヨーロッパリーグ決勝でマンチェスター・ユナイテッドを破り17年ぶりのタイトルを獲得。しかし、英国メディアからは辛辣な批評も。

2025年5月21日、スペインのビルバオで開催されたヨーロッパリーグ(EL)決勝で、トッテナムとマンチェスター・ユナイテッドが対戦しました。トッテナムは42分にブレナン・ジョンソンが決めた決勝弾で1-0と勝利し、17年ぶりのタイトルを手にしました。
しかし、この試合に対して英国の公共放送『BBC』は「これまで見たトップレベルのカップ戦の中で最悪の試合の一つだった」と酷評しました。また、トッテナムOBの元イングランド代表GKポール・ロビンソン氏も「本当にひどい試合だった。トッテナムが試合を台無しにした」と非難しています。
トッテナムはリード後、ゴール前に人数をかけて守備を固め、マンチェスター・ユナイテッドもパワープレーでこじ開けようとするしかありませんでした。アンジェ・ポステコグルー監督のいつもの攻撃的なプレーとは異なる、粘り強く守備的な試合運びが批評の的となりました。
それでも、カップ戦の決勝とはそういうもの。トッテナム側は批判を気にせず、ファンと共に勝利を楽しんでいることでしょう。