【ラグビー・リーグワン】埼玉SO山沢京平が語るプレーオフへの意気込みとキックの重要性
埼玉のSO山沢京平がプレーオフ準決勝に向けての意気込みとキックの重要性を語る。得点王&ベストキッカーの彼が目指す勝利とは。

ラグビー・リーグワン1部の埼玉は、プレーオフ準決勝の東京ベイ戦(25日、秩父宮)に向けて埼玉県熊谷市内のグラウンドで全体練習を行った。SO山沢京平(26)は、レギュラーシーズン全18試合で計209得点を挙げ初の得点王に。さらに、ゴール成功率82・1%でベストキッカーにも選ばれた。
今季は開幕前からキックの精度を上げるために模索していたこともあり「もっと決めたかった」と喜ぶ様子はなし。「精度が悪かったら途中で誰かに代わっていただろうし、リーグ戦を通して蹴り続けられたことだけはよかった」としながらも「反省するところはいっぱいある」と、2冠にも厳しい自己評価だった。
プレーオフ準決勝の相手は、レギュラーシーズン第17節で引き分けた東京ベイ。「リーグ戦以上にキック1本が大事。自分のキックの2点で勝敗が決まる世界なので、そこは責任持ってやりたい」と気合を込めた。プレッシャーの掛かる役割だが「(重圧と)戦おうとはしない。特別なルーティンもないので、ただ息を整えていつも通り蹴るだけ」と自然体を強調した。
山沢は、キックの重要性を改めて認識し、プレーオフでの活躍に期待がかかる。彼の冷静さと技術が、埼玉の勝利の鍵となるだろう。