錦織圭、全仏オープン欠場の可能性高まる 腰痛で前哨戦を棄権
錦織圭が全仏オープン欠場の可能性が高まっています。前哨戦で腰痛を理由に棄権し、ドローから名前が消えました。

【パリ23日=吉松忠弘】25日に開幕するテニスの4大大会今季第2戦、全仏オープンを前に、1回戦で2連覇に挑む世界ランキング2位のカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦予定だった元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)の名前がドローから消えた。代わりに、錦織の場所には予選の選手の名前が入り、欠場が濃厚となった。大会は、まだ正式な情報が届いていないとしている。
錦織は、今週のジュネーブ・オープン2回戦で、第4シードのカレン・ハチャノフに対し、5-7、5-2となったところで降雨順延。翌日、棄権をした。棄権の理由は腰痛で、試合中に、ベンチで、自ら腰をもむ仕草を見せていた。
錦織の欠場が確定すれば、全仏オープンでの彼の活躍を期待していたファンにとっては大きな失望となるだろう。また、彼の代わりに予選を勝ち上がった選手にとっては、ビッグステージでプレーする貴重な機会となる。
錦織の今後の動向については、彼のチームから正式な発表が待たれるところだ。ファンは彼の回復を祈りつつ、次のトーナメントでの活躍を期待している。