レバークーゼンの新たな戦力

ブンデスリーガの強豪、レバークーゼンがマンチェスターCのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュの獲得に向けて動き出した。この移籍は、今夏のフロリアン・ビルツの退団が確実視される中、新監督エリック・テンハグ氏の強い意向によるものだ。

ビルツの後継者として

ビルツには先週、リバプールが1億1300万ポンド（約226億円）のオファーを提出したが、レバークーゼンはこれを拒否。しかし、今週中にも新たなオファーが提示される見込みで、ビルツの新天地が今季のプレミアリーグ王者に決まることはほぼ確実だ。

グリーリッシュの移籍金

テンハグ氏はビルツの後継者として、マンチェスターU時代のライバルクラブで活躍したグリーリッシュに目をつけた。マンチェスターCは4000万ポンド（約80億円）の移籍金を要求しているが、ビルツの売却で潤うレバークーゼンは新監督の一年目を積極的に支援する方針だ。

グリーリッシュの意欲

グリーリッシュ本人も来年のワールドカップ出場に意欲を見せており、常時出場が可能な新天地での活躍を望んでいる。2021年に当時の英国史上最高額となる1億ポンド（約200億円）でマンチェスターCに移籍したグリーリッシュには、古巣のアストンビラをはじめ、トットナム、ニューカッスル、そしてセリエA王者のナポリも獲得に関心を示しており、今後の獲得合戦に注目が集まっている。