涌井秀章のリーダーシップ

涌井秀章は、西武、ロッテ、楽天を経て2023年シーズンから中日ドラゴンズでプレーする38歳のベテラン投手です。彼のリーダーシップは、チームメイトや若手選手たちに大きな影響を与えています。

若手選手への指導

今春の侍ジャパンに初選出された橋本侑樹(27歳)は、涌井秀章から「お前、最近雑にやっているだろ」と一言アドバイスを受けました。橋本は「見抜かれた」と感じ、涌井の指導力に感銘を受けました。

涌井会の開催

涌井は後輩を食事に誘う「涌井会」を開催しています。昨年オープン戦の遠征先では、涌井本人が不在にもかかわらず、若手投手陣を中心とした「涌井会」が開催されました。すべて涌井が段取りをし、若手のお腹を満たしたのは、極上のしゃぶしゃぶでした。

大野雄大の証言

涌井の懐刀と呼んでもいいのが、2歳年下の大野雄大です。大野は涌井について「とにかくよく走る。先発投手として、1年間を見越して練習している。2500イニング以上投げてきた意味がわかる」と語りました。

マウンドでの振る舞い

大野は涌井のマウンドでの振る舞いについて「何もなかったかのように淡々と投げるのは涌井さんしかできない」と明かしました。涌井の冷静さと集中力は、彼の野球哲学の一部です。

涌井秀章のリーダーシップと野球哲学は、中日ドラゴンズの若手選手たちにとって大きな財産となっています。彼の指導力と経験は、チームの未来を支える重要な要素です。