浦和、リバープレートに完敗

2025年6月17日、米国・シアトルで行われたクラブW杯1次リーグE組第1戦で、浦和はリバープレート（アルゼンチン）に1-3で敗れ、黒星発進となった。前半12分に先制を許し、後半3分には連係ミスから失点。同13分にFW松尾佑介（27）がPKを決めたが、同28分に右CKからゴールを割られた。日本勢の対リバープレートは5戦全敗となった。

技術の差が如実に

Jリーグでは体感できない日常の基準の差がスコアに表れた。クロスの精度、セカンドボールへの対応、クリアをつなぐ意識。アルゼンチンの名門に完敗し、MF渡辺は「ピッチに立った瞬間に負けている部分があった。技術よりも“基準の差”を見せつけられた」と肩を落とした。

次のインテル戦での逆転に期待

第2戦は21日（日本時間22日）に今季欧州CL準優勝のインテル・ミラノ（イタリア）と対戦する。スコルジャ監督は「言い訳を探すつもりはない。この経験が報われることを望んでいる」とコメント。気持ちを切り替え、世界的強豪に立ち向かう。

浦和の第2戦行方

次戦21日のインテル・ミラノ戦で○か△なら25日の最終戦（モンテレイ戦）まで決勝トーナメント進出の可能性を残す。残り2戦を連勝すれば自力突破、それ以外は他チームの結果次第。●の場合は1試合を残して早くも敗退が決まる。

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