【2025年府中牝馬S】Sadler’s Wells血統と末脚勝負の鍵!カニキュルの舞台適性に注目
2025年府中牝馬Sの傾向と血統を徹底解説。Sadler’s Wells血統のカニキュルが注目されるレースの鍵を探る。

府中牝馬Sの傾向と血統
2025年6月22日に開催される府中牝馬Sは、東京芝1800mで行われる牝馬限定のハンデ重賞です。昨年までマーメイドSとして開催されていたこのレースは、今年から名称が変更され、新たな舞台で競われます。
末脚勝負の重要性
東京芝1800mは末脚勝負になりやすいコースです。特に、前走上がり3F最速馬の成績は重要な指標となります。過去10年の旧・府中牝馬Sでは、前走上がり3F最速馬が高い勝率と回収率を記録しています。
Sadler’s Wells血統の強み
血統面では、Sadler’s Wellsを始めとする欧州血統が注目されます。特にサンデーサイレンスとの組み合わせは相性が良く、同コースで行われるアイルランドトロフィーでも好成績を収めています。昨年はシンティレーションが10番人気で2着と好走しました。
カニキュルの適性
2025年毎日杯勝ち馬ファンダムと同じグレイトフィーヴァー牝系に属するカニキュルは、母シャルールが2016年福島牝馬SとクイーンSで2着を記録した実績を持ちます。エピファネイア産駒の本馬はサンデーサイレンスの4×3を持つ瞬発力型で、Sadler’s Wellsの血を内包する点も魅力です。
他の注目馬
- セキトバイースト: 母ベアフットレディは2011年コロネーションS(英GⅠ)3着馬。デクラレーションオブウォー産駒の本馬はRahyの3×5を持ち、スピード面が勝った先行馬です。
- ラヴェル: 母サンブルエミューズは2013年フェアリーS3着馬。キタサンブラックを父に配し、サンデーサイレンスの血を3×3でインブリードしています。
まとめ
2025年府中牝馬Sは、Sadler’s Wells血統と末脚勝負が鍵となるレースです。カニキュルを始めとする注目馬の活躍が期待されます。