北陸の新星・瀧野真仁がNPB入りへ猛アピール!日本海リーグで打率4割超えの快進撃
富山GRNサンダーバーズの瀧野真仁が日本海リーグで打率4割超えの活躍を見せ、NPB入りに向けて猛アピール中。チームも前期優勝に王手をかける。

富山GRNサンダーバーズの快進撃
富山GRNサンダーバーズは、29日の試合で滋賀ハイジャンプスを11-4の8回コールドで下し、前期優勝に王手をかけました。30日に石川ミリオンスターズが滋賀に負けるか引き分ければ、富山の優勝が決定します。チームは最近11試合で10勝1分けと好調を維持しており、上原茂行監督は「ミスしたら失点に直結していたが、最近はエラーの数も減っている。選手で意識を共有し、負けるパターンに入らないようにしています」と手応えを語っています。
瀧野真仁の活躍
今季新加入の2番・瀧野真仁右翼手(22)が打線の中心として活躍しています。この日は3安打1打点1盗塁をマークし、打率は4割1分3厘に上昇。25日に行われたオリックス・ファームとの交流戦でも4安打3打点を記録するなど、実力を発揮しています。瀧野は「それほど調子が良いわけではないが、ボールがよく見えて長打も出ている。狙い球も絞れています」と明るい表情を見せました。
NPB入りを目指して
兵庫県出身の瀧野は、岐阜中京高、愛知学院大を卒業後、NPB入りを目指し富山に加入しました。今冬は体重と筋力アップをテーマに掲げ、体重は8キロ増量。183センチ、86キロと恵まれた体格を生かしながら2本塁打を含めて長短打を量産し、9盗塁と機動力も発揮しています。上原監督は「打球をヒットの角度に打つのが上手。練習の時から優秀ですね」と評価しています。
個人タイトルも視野に
打率、本塁打、打点、盗塁のタイトルも視野に入ってきた瀧野は、「体重も増えて飛距離も伸びている。チーム内で競い合いながら、個人タイトルは全て取りたい」と意気込みを語っています。念願のNPB入りを目指し、北陸の地でさらなる飛躍を誓っています。