【函館競馬】ショウナンガルフが圧巻の7馬身差デビュー!札幌2歳Sを目指す
函館競馬でショウナンガルフが7馬身差でデビュー勝利。須貝調教師は札幌2歳Sを目指すと明言。

ショウナンガルフの圧勝デビュー
2025年7月6日、函館競馬場で行われた2歳新馬戦(芝1800メートル)において、ハービンジャー産駒のショウナンガルフが7馬身差で圧勝しました。単勝1.3倍の1番人気に応え、勝ち時計は1分51秒1(稍重)でした。
レースの流れ
スタート直後は3番手につけ、向こう正面からは2番手で逃げ馬を外から見る形でした。直線に入るとすぐに先頭に立ち、ラストの脚色も別格でした。スタンドからどよめきが起こる中、ノーステッキで後続をどんどん突き放していきました。
ショウナンガルフの血統
2023年のセレクトセール当歳部門において、2億1000万円で落札されたショウナンガルフ。祖母は米G1馬で、おばにミスエルテ、ミアネーロ、ショウナンザナドゥと重賞馬が3頭もいる優秀な牝系です。
池添騎手のコメント
前週まで負傷で休養していた池添騎手は、「この馬のために」復帰したという気合の入れようでした。「幼いところはありましたけど、少し促せば脚を使ってスッと伸びてくれた。正直、ほぼ追ってない形でしたけど、いい内容だった」と汗をぬぐいました。「今後まだまだ良くなってくる体つきですし、楽しみにしています」と、伸びしろも十分に残しています。
須貝調教師の展望
須貝調教師は、「一回(ノーザンファーム)空港に出して、札幌2歳S・G3(9月6日、札幌)を目指す段取りで。距離ももつと分かったし、使わない手はないんじゃない」と明言しました。この条件での新馬勝ちからの参戦は、過去にゴールドシップやソダシも経験した厩舎の黄金パターンです。北の大地で、名馬への一歩を踏み出しました。