新城高校野球部の奮闘:廃部寸前から全国大会へ、5年ぶりの単独出場

新城高校野球部が廃部寸前から5年ぶりに全国大会に単独出場。1―35で初戦敗退も、2年生主将の岩崎光祐は「楽しかった。でも、悔しい」と語った。

新城高校野球部の挑戦

新城高校野球部は、廃部寸前の危機を乗り越え、5年ぶりに全国高校野球選手権神奈川大会に単独出場を果たしました。しかし、初戦で多摩高校に1―35の5回コールドで敗れ、短い夏を終えました。

試合の概要

  • 先発投手:1年生の阿野佑亮が先発を務めましたが、立ち上がりから失点を重ね、リリーフ陣も流れを止められず大量失点を喫しました。
  • 打線:初回に暴投で1点を返しただけで、その後は得点機会を作ることができませんでした。
  • 主将のコメント:2年生の岩崎光祐捕手は「ボール球を振ってしまった。悔しい」と語りながらも、「試合をできて楽しかった」と試合を振り返りました。

廃部寸前からの復活

新城高校野球部は、2021年から3年間は部員がゼロという状況でした。4年目も部員が入らなければ廃部になるはずでしたが、昨年4月末に岩崎主将が入部し、野球部が存続しました。その後、マネージャーの法師人夏帆、高橋彩夏(ともに3年)の2人が加わり、昨夏は一人で連合チームに参加。昨秋部員が5人に増え、今春に新入生5人を迎えて「人数がそろったので夏は単独で出ようとなった」と五島智彦部長は説明しました。

今後の展望

3年生の助っ人3人を加えた13人で戦った今大会。大井監督に代わって指揮を執った五島部長はこの日の相手、多摩野球部のOBです。試合ができる喜びと複雑な思いが交差した短い夏。岩崎主将は「野球は続けたい」と言いました。3年生の助っ人3人が抜ける新城は10人で新たなスタートを切ります。

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