武元一輝のMLB挑戦:日本を飛び越えてメジャーリーグへ

武元一輝が日本プロ野球を経ずに直接MLB入りを目指す異例の挑戦。オークランド・アスレチックスがドラフト19巡目で指名。

MLBドラフトで指名された武元一輝

武元一輝選手は、日本のプロ野球を経ずに直接メジャーリーグ(MLB)入りを目指す異例のルートを選びました。2025年7月15日、名門「オークランド・アスレチックス」がドラフト19巡目で武元を指名し、彼の夢がまた一歩近づきました。

高校時代からメジャーを目指す

武元は智辯和歌山高校を卒業後、米・ハワイ大学に進学。投手として最速151キロ、打者として高校通算20本塁打を記録し、昨季のドラフト候補にも挙がった二刀流の逸材です。幼少期から憧れていたメジャーリーガーを目指すため、異例の挑戦を決断しました。

中谷監督の助言

夏の甲子園を終えて進路に迷っていた武元に、米大学への進学を勧めたのは智辯和歌山の中谷仁監督でした。中谷監督は、「今でもプロに行けるだろう。でも、将来を考えたら、大学で自分を磨いて、大きな舞台で活躍する選手になって欲しい。アメリカに行く選択肢はどうか?」と声をかけました。

アメリカでの活躍

2022年8月、武元は全米から集まった60人の有望な高校生たちによるオールスターゲーム「パーフェクトゲームズ」に61番目の選手として招待されました。その大舞台で、投手と野手の二刀流でアピールし、アメリカの大学だけでなくメジャー5球団ほどから調査が入りました。

武元の性格と将来

武元にとって、アメリカの大学への進学は当初全く選択肢にありませんでしたが、「人と同じことをするのがあまり好きではない」性分で、迷いはなく、想像するだけでワクワクしたといいます。彼の明るく、常時ポジティブな性格は、アメリカ向きかもしれません。

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