深夜の熱戦!ダビドビッチ フォキナが第1シード撃破で初のベスト4進出<男子テニス>
ダビドビッチ フォキナが第1シードのフリッツを破り、初のベスト4進出を果たした。3時間超えの死闘を制した瞬間をレポート。

3時間超えの死闘、ダビドビッチ フォキナが第1シード撃破
男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第12シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が第1シードのT・フリッツ(アメリカ)を7-6 (7-3), 3-6, 7-5の3時間を超える死闘の末にフルセットで破り、初のベスト4進出を果たしました。
試合のハイライト
- 第1セット: 両者サービスゲームに苦しみ、3度ずつブレークを許し合う展開でタイブレークに突入。ダビドビッチ フォキナがこれを制し先行。
- 第2セット: ダビドビッチ フォキナは4度あったブレークポイントを活かすことができず、自身は2度のブレークを許してセットカウントは1-1に。
- ファイナルセット: ダビドビッチ フォキナは第4ゲームで先にブレークを許し2-5となるも、そこから2度のブレークに成功し逆転。深夜1時50分を回った3時間4分の死闘を制し、準決勝へ駒を進めました。
次の対戦
勝利したダビドビッチ フォキナは準決勝で第4シードのB・シェルトン(アメリカ)と対戦します。シェルトンは準々決勝で第6シードのF・ティアフォー(アメリカ)を下しての勝ち上がりです。
過去の対戦成績
両者はこれまでに6度対戦しており、3勝3敗となっていましたが、先日のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではフリッツが勝利していました。
選手の背景
- ダビドビッチ フォキナ: 26歳で世界ランク26位。同大会に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年は3回戦敗退を喫しました。
- フリッツ: 27歳で世界ランク4位。3回戦で同44位のM・アルナルディ(イタリア)を下しての勝ち上がりでした。
試合の動画
【動画】ダビドビッチ フォキナ 3時間超えの死闘制した瞬間!
この試合は、テニスファンにとって忘れられない一夜となりました。