J2山形が27日、本拠地での国際親善試合でフランス2部のスタッド・ランス（Sランス）を1-0で撃破しました。この試合は、伊東純也や関根大輝ら日本代表選手との対戦が実現し、今季最多となる1万6476人の入場者数を記録しました。

試合は山形が攻め込まれながらも粘り強く戦い、後半39分に左サイドのフリーキックからのクロスに飛び込んだDF熊本雄太が頭で合わせ、決勝点を挙げました。これにより、山形はクラブ史上初となる海外クラブからの勝利を手にしました。

一方、Sランス側では関根大輝が先発出場し、伊東純也は後半32分から途中出場。伊東は主将マークを巻いて右サイドで積極的にドリブルを仕掛け、会場を沸かせました。また、中村敬斗はコンディション不良のため試合に参加できませんでした。

ネット上では、今季J2で16位と低迷している山形が昨季フランス1部に所属していたSランスを撃破したことに「大金星」「歴史的1勝」「山形の歴史が変わった」といった反響が広がりました。さらに、21日にはJ2長崎がスペイン1部のRソシエダードに勝利していたこともあり、「J2魔境すぎる」「J2の力を示してくれた」といった声も上がっています。