熊本の新星・佐藤魁皇が師匠との初共闘! 地元バンクで挑む頂点への覚悟【ミッドナイト競輪FⅡ】
地元期待のルーキー佐藤魁皇(22)が師匠・倉岡慎太郎との初共闘に意欲燃やす。デビュー4大会連続準決勝進出の実力派が、地元バンクで決勝進出を誓う。師弟対決に注目が集まる熱戦レポート。

師弟タッグで地元旋風
熊本競輪場に新たな伝説が生まれようとしている。地元出身の期待の星・佐藤魁皇(22)が、師匠である倉岡慎太郎選手との初めての同時開催に挑む。7月デビュー以来4大会連続で準決勝に進出する安定感を見せる若武者が、地元ファンの前で「積極先行」を宣言した。
名前の由来に秘めた覚悟
「魁」の一文字に込められた意味は「先頭を切る者」。大相撲の魁皇関とは無関係としながらも、その名の通りラインを引っ張るリーダーシップを発揮。「前検日での仕掛け練習では、バックストレッチからの加速に磨きがかかっています」と関係者。
戦術分析
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2R(佐藤魁皇)
打鐘直後の鋭いスパートで逃げ切りを狙う「5132」パターンが武器。直線での踏み込み角度調整が今節の進化点。 -
9R(小笠原光)
冬季トレーニングで慣れ親しんだバンク特性を活かした中団からの追い込み戦法。最終周回のポジション争いが鍵。
師匠からのエール
倉岡慎太郎は愛弟子について「彼の持つバネは特別。ラインを組む際は必ず前で風を切らせてあげたい」と期待。地元開催ならではのプレッシャーを力に変えるかが注目点だ。
データで見る魁皇
大会 | 順位 | 平均スタートタイム |
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7月新人戦 | 準優勝 | 5.13秒 |
8月九州杯 | 4位 | 5.15秒 |
9月西日本選手権 | 3位 | 5.12秒 |
専門家予想
「地元エネルギーが追い風に。初優勝の可能性3割」- 寺田洋司(西スポレースサイト)