【NBAファイナル】ペイサーズの25年ぶりの決勝進出、マイルズ・ターナーの10年間の軌跡
ペイサーズが25年ぶりにNBAファイナル進出を果たし、マイルズ・ターナーの10年間の苦悩と喜びを振り返る。

25年ぶりのNBAファイナル進出
ペイサーズが25年ぶりにNBAファイナル進出を決めた試合の終盤、勝利が確定した瞬間、選手たちは歓喜の雄叫びを上げ、インディアナのファンは大歓声で応えました。マイルズ・ターナーはベンチで大喜びし、そのお祭り騒ぎに加わりました。
マイルズ・ターナーの10年間
キャリア10年目のターナーは、ルーキーイヤーから5年連続でプレーオフに進出したものの、すべてファーストラウンド敗退。その後、プレーオフに進めない3年間の低迷期を経て、昨シーズンはカンファレンスファイナルに、そして今回はNBAファイナル進出を果たしました。
チームの結束力
カンファレンス優勝のセレモニーで最初にマイクを握ったのはターナーでした。黄色に染まった観客席に向かって彼は大声を張り上げ、ファンもコール&レスポンスで応えました。「10年間、愛とリスペクトで支えてくれて感謝している。この街のためにあと4つ勝って、トロフィーを持ち帰りたい」と彼は語りました。
試合のハイライト
この試合でターナーはファウルトラブルに陥り、21分しかプレーしていませんでした。しかし、代役として登場したトーマス・ブライアントが素晴らしい守備とリバウンド、さらには3ポイントシュート2本成功を含む8得点をこのクォーターで挙げ、試合の流れを一気に引き寄せました。
チームの強さ
「華やかなチームじゃないかもしれないけど、勝つために全員が努力するチームだ。このプレーオフを通じて、例えば5得点とか6得点の選手でもスタッツに表れない貢献をしている。アンドリュー・ネムハードがそうだし、アーロン・ネスミスも足首のケガを抱えながらハッスルし続けている。みんな何かしら抱えているけど、僕らは戦うことを止めない。そこに僕らの強さの秘密がある。試合ごとに誰が活躍するかは分からない。僕たちの結束の強さが、このチームを特別なものにしているんだ」とターナーは語りました。
NBAファイナルへの挑戦
NBAファイナルではサンダーと対戦します。ペイサーズもサンダーも、勝てない時期を乗り越えて、若いチームの勢いでここまで勝ち上がってきました。ターナーは相手をリスペクトしつつ、今のペイサーズのバスケに自信を持って、NBAファイナルという栄光の舞台に挑みます。