2025年6月3日、インテルはシモーネ・インザーギ監督の退任を正式に発表しました。インザーギ氏は2021-22シーズンにインテルの指揮を執り、初年度から2年連続でコパ・イタリアを制覇。2023-24シーズンにはセリエA優勝を果たすなど、大きな功績を残しました。

しかし、今シーズンはセリエAでナポリに次ぐ2位に終わり、UEFAチャンピオンズリーグでは決勝まで進むも、5月31日の決勝でパリSGに0-5で大敗。この結果を受けて、インザーギ氏は双方合意の上で退任することとなりました。

インザーギ氏はクラブを通じて、「すべてを捧げた4年間の旅を経て、このクラブに別れを告げるときがきた。私を応援し、困難なときに涙を流し、苦しみ、ともに経験した6つの勝利で笑い祝ってくれた何百万人ものネラッズーリに最後の言葉を捧げたい。私はあなたたちを決して忘れません」とコメントしています。

また、英『BBC』によると、インザーギ氏はサウジアラビアのアルヒラル監督就任が濃厚なようです。新たな挑戦に向けて、彼の今後の活躍が期待されます。

インテルは今後、新たな監督を探すことになりますが、インザーギ氏が築いた基盤を引き継ぎ、さらに高みを目指すことが求められるでしょう。