札幌国際大が創部初の1部昇格を連勝で決める!先発全員18安打の快挙
札幌国際大が創部以来初めての1部昇格を連勝で決め、先発全員18安打の快挙を達成しました。

札幌国際大が創部初の1部昇格を連勝で決める
札幌国際大は、2025年6月15日にモエレ沼公園野球場で行われた札幌六大学野球1・2部入れ替え戦の第2戦で、東海大札幌を9-8で破り、創部以来初めての1部昇格を決めました。この勝利により、札幌国際大は1999年の創部以来の悲願を達成し、1部リーグへの切符を手にしました。
先発全員18安打の快挙
札幌国際大の打線は先発全員が18安打を放ち、試合を支配しました。特に7回には8番・浅野壮音捕手(1年=白樺学園)のスクイズなどで再逆転を果たし、試合の流れを引き寄せました。また、8回には5番・清水椋太二塁手(3年=帯広農)がこの日4安打目となるダメ押し打を放ち、リードを広げました。
エース左腕・菊池伶の活躍
9回1死一塁の場面で、前日161球完投のエース左腕・菊池伶(4年=クラーク)が登板し、1球で併殺に打ち取ると、マウンドで歓喜の輪が広がりました。菊池の活躍により、チームは勝利を確実なものとしました。
山本文博監督の喜び
星槎道都大の監督として17年秋明治神宮大会で準優勝し、19年から指揮を執る山本文博監督(69)は、「すぐに上がるだろうと言われて、プレッシャーが随分ありましたから。うれしいです本当に」と喜びをかみしめました。山本監督の指揮のもと、チームは8度目の挑戦でついに壁を乗り越えました。
今後の展望
約2か月半後には初めての1部での戦いが始まります。全日本大学選手権8強の北海学園大、指揮官がかつて率いた全国常連の星槎道都大といった強敵ぞろいです。「まだまだ通用しない。鍛え直して、秋に1部で戦えるように頑張りたい」と清水。昇格の余韻に浸ることなく、次に見据える1部の頂点に向かって歩みを進めていくことを誓いました。