J1福岡は21日、ホームで新潟を迎え撃つ。前節の岡山戦でリーグ戦10試合ぶりの勝利を挙げた勢いに乗って、本拠地でのリーグ戦では4月12日の横浜M戦以来となる白星を目指す。

紺野和也の活躍に期待

岡山戦は1―0の最少得点ながら、リーグワースト4位の16得点にとどまる攻撃についても手応えをつかんだ一戦だった。紺野は「（YBCルヴァン・カップの）広島戦あたりからチームとして立ち位置を少し変えて、かなりやりやすくなった。前を向いて受けるシーンが増えてその後の選択肢も増えた」と明かす。

チームのバランス改善

さらに、走力のある岩崎が途中出場で右のウイングバックに入り、紺野とのコンビで活性化。これまで左サイド起点が多かったが、金監督も「この何試合かは左右のバランス良くできている」とうなずく。

紺野の決意

得点機を多く演出したが、紺野は「アシストの一つ前のプレーが多い。そこからもう一つ入っていければ」と満足はない。アビスパでの過去2年、新潟戦で得点を決めており、「ゴールでもアシストでもいいから、そろそろ目に見える数字も残したい」と誓いを立てた。

今後の展望

福岡は今シーズン、攻撃力の向上が課題となっているが、紺野の活躍次第でホームでの白星獲得が期待される。今後の試合にも注目が集まる。