Jリーグ新星・佐藤颯之介がルヴァン杯連発へ意欲!宮崎→福岡→富山のハードスケジュールも挑戦を誓う
J1福岡の特別指定選手、佐藤颯之介がルヴァン杯での連続ゴールに意欲を示し、ハードなスケジュールにも挑戦する姿勢を語った。

佐藤颯之介のルヴァン杯連発への意欲
J1アビスパ福岡に特別指定で登録されている宮崎産業経営大のFW佐藤颯之介(21)が、YBCルヴァン・カップでの2戦連続ゴールに意欲を示した。21日の1次ラウンド3回戦はアウェーでJ2富山と対戦。19日は雁の巣球技場(福岡市)でのアビスパの練習に参加し、「ゴールやアシストは常に意識している。(出場する)可能性があるなら、結果で示していければ」と意気込んだ。
デビュー戦での活躍
佐藤はJ3栃木SCと戦った4月16日の1次ラウンド2回戦でJリーグ公式戦デビュー。開始直前に負傷したFWナッシム・ベンカリファの代役として急きょスタメン出場し、前半4分に公式戦初ゴールを決めて勝利に貢献した。九州大学リーグ戦の試合がなかった4月下旬からの約4週間もチームに帯同し、J1リーグ戦は3試合に途中出場した。
ハードなスケジュール
途中出場した10日の横浜FC戦後に宮崎市の同大に一時戻り、17日は再開した九州大学リーグの九産大戦(福岡市・九産大グラウンド)に午前11時から臨み、1―7の敗戦で唯一の得点を挙げた。試合後はベスト電器スタジアム(同市)で午後2時35分開始のJ1福岡―名古屋戦を観戦した。
24日にも宮崎市内で九州大学リーグの試合が控えるが、大学の理解を得てそのまま福岡に残った。金明輝監督は富山戦での起用について「水曜(21日)は試合に出られるタイミングなので、(メンバー選考の)土台には乗っている。皆と同じフラットな状況」と言及した。
挑戦への姿勢
24日に宮崎で大学の試合に出場する場合、ハードな移動を伴う日程となるが、佐藤は「チャンスがあれば(アビスパに)帯同したいと思っていたので。可能性があるならチャレンジしたい」。身を粉にしながら、自らの可能性を信じて駆け回る。