【Jリーグ】三浦弦太、大けがから復帰!1年2カ月ぶりのフル出場でG大阪に勝利をもたらす
ガンバ大阪のDF三浦弦太が1年2カ月ぶりにフル出場を果たし、チームの勝利に貢献。大けがからの復帰にサポーターも感動。

ガンバ大阪のDF三浦弦太(30)が、1年2カ月ぶりにフル出場を果たし、チームの勝利に大きく貢献しました。天皇杯2回戦のヴィアティン三重戦で先発し、フル出場を達成した三浦は、「前半はバタバタしていたし、難しい試合になるのはわかっていたので、とりあえず勝てて良かった」と試合後のインタビューで語りました。
昨年4月28日の鹿島アントラーズ戦で負傷し、右ひざ前十字靱帯断裂と内側半月板損傷という大けがを負った三浦は、長いリハビリ期間を乗り越え、ようやくピッチに戻ってきました。4月16日のルヴァン杯2回戦で公式戦復帰を果たしたものの、リーグ戦では10試合にベンチ入りしながら出場機会がなく、今回のフル出場はその1週前の浦和レッズ戦以来となります。
3回戦進出を決めた後のインタビューでは、「ピッチに入る時にはこみ上げるものがあって…」と涙を浮かべた三浦。大けがからの復帰に、多くのサポーターから拍手が送られました。チームも公式戦7試合ぶりの勝利を収め、三浦の帰還を祝うかのような結果となりました。
三浦は、「ここからがスタートというか、自分にとっては今季ようやく土俵に立ったところ。プレーできるぞというところまで来られたと思うから、ここからよりチームの力になれるように努力していきたい」と意気込みを語りました。今後のアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)の戦いも控えるガンバ大阪にとって、三浦の本格復帰は大きな力となるでしょう。
【永田淳】