FC東京の新星・北原槙が16歳でプロ契約!史上最年少記録を更新
FC東京が16歳の北原槙とプロ契約を結び、クラブ史上最年少記録を更新。誕生日にちなんだ特別な発表に注目が集まる。

FC東京の新星・北原槙が16歳でプロ契約!
FC東京は7月7日、同U-18所属のMF北原槙(16)とプロ契約を結んだことを発表した。この発表は、北原の16歳の誕生日にちなんで、午前7時7分に行われた。16歳0日でのプロ契約は、16歳10カ月10日の佐藤龍之介(現岡山)、16歳4カ月28日の久保建英(現レアル・ソシエダード)を上回るクラブ史上最年少記録となった。
北原槙のデビューと実力
北原はユース所属のまま公式戦に出場できる2種登録の選手として、3月1日の鹿島戦の後半途中から出場。2004年に15歳10カ月6日で初出場した東京Vの森本貴幸の記録を塗り替え、J1最年少となる15歳7カ月22日でデビューを果たした。
北原は高い技術力やドリブルの推進力に加え、両足から放つ高精度のシュート、パスが武器のアタッカー。トップ下やサイド、ボランチなど中盤であればポジションを問わず高いレベルでプレーが可能で、松橋監督は「彼はどこでもできる」と評価は高い。
今季の活躍と今後の期待
今春のキャンプではトップチームにフル帯同。実力が認められ、今季はJ1で7試合(237分)、ルヴァン杯は2試合(138分)、天皇杯では1試合(74分)の合計449分間プレー。あと1分出場すれば、A契約の締結条件(J1で450分以上出場)を満たすことになる。
北原は「幼い頃からの目標であったプロサッカー選手のキャリアをこのタイミングで、スタートできることをうれしく思います。これまで指導してくださった監督、コーチ、切磋琢磨してきたチームメート、いつも応援してくださるファン・サポーターの方々、先生や友人、そして家族に感謝しています。年齢に甘んじることなくプロサッカー選手としての自覚と責任を持ち、東京の勝利のために全力を尽くしてプレーします。応援よろしくお願いします!」とコメントした。
北原槙のプロフィール
- 名前: 北原槙(きたはら・まき)
- 生年月日: 2009年7月7日
- 出身地: 東京都杉並区
- 利き手: 右利き
- ポジション: アタッカー
- 身長・体重: 174センチ、66キロ
昨年はFC東京U-18が参戦する高校年代最高峰の大会「プレミアリーグ」に中学生ながら飛び級で出場。今春のキャンプではトップチームにフル帯同。実力が認められ、公式戦に出場可能な2種登録された。24年U-15日本代表、25年U-17日本代表。