FW細谷真大が語るE―1選手権への覚悟とW杯への道「点を取ることが全て」
FW細谷真大がE―1選手権での活躍を通じてW杯代表入りを目指す決意を語る。日本代表10番を背負う彼の覚悟と戦略に迫る。

細谷真大のE―1選手権への覚悟
2025年7月7日、韓国で開幕したE―1選手権に臨む日本代表のFW細谷真大(23=柏)は、今大会を来年のW杯北中米大会メンバー入りへのラストチャンスと位置づけている。国内組として戦い続ける矜持やW杯への思いを語った。
W杯へのラストチャンス
細谷は、今大会を「W杯に向けて数少ない活動のうちの一つ」と位置づけ、「最後の爪痕を残し、唯一しっかりアピールできる場所だと思っている」と述べた。さらに、「出た試合は最低でも1点は取りたい。この大会を自分の大会にしたい」と強い覚悟を示した。
熾烈なポジション争い
日本代表の1トップは熾烈なポジション争いが繰り広げられている。上田綺世(フェイエノールト)や小川航基(NECナイメヘン)、町野修斗(キール)ら実力者がひしめく中、細谷はパリ五輪直後の昨年9月のW杯アジア最終予選で招集されたが、ベンチ外が続くなど後れを取った現状に危機感を抱いている。
国内組としての誇り
近年の代表選手は海外クラブ所属が主流だが、細谷は国内組でのプレーを貫いている。アカデミーから育ってきたクラブへの熱い思いがあるからだ。「Jリーグのレベルも上がっていると思うし、柏でタイトルを獲ることを目指しながら代表に入りたい」と語った。
W杯への夢
22年W杯カタール大会でフランス代表FWキリアン・エムバペが決勝でハットトリックを達成し、得点王に輝いた姿を目に焼き付けた細谷は、「自分も日本代表で勝負強さを出していきたい」と語り、1年後の大舞台へ理想を思い描いている。
今後の展望
韓国経由で北中米へ。まずはJリーガーの底力を見せつけ、W杯ロードを歩んでいく。細谷の活躍に注目が集まる。