ラグビー女子日本代表「サクラフィフティーン」は、19日にミクニワールドスタジアム北九州で行われるスペイン代表戦に向けて、福岡県内で前日練習を行いました。先発するPR北野和子（25）とWTB松村美咲（21）がオンラインで取材に応じ、それぞれの意気込みを語りました。

北野和子の決意 北野和子は、今年4月の米国遠征で世界8位の米国代表から初勝利を挙げた歴史的な一戦にも先発しました。彼女は、「それまでの練習で、スクラムやラインアウトに費やす時間がとても多かった。セットピースでボールをとれるようになったのが勝利につながっている」と分析し、「日本は勢いに乗っているので、その勢いのままスペインにも向かいたい」と必勝を誓いました。

松村美咲の復帰 松村美咲は、昨年10月以来のテストマッチに復帰します。股関節を痛め、カナダなどでリハビリをこなしての復帰です。「久しぶりに代表のジャージーに袖を通せるのがうれしい。ボールキャリーを強くすることが課題としてあり、前へのドライブを意識している」と語りました。代表10キャップで8トライと決定力のあるトライゲッターが、さらなる成長を目指します。

チーム全体の勢い 日本代表は現在、勢いに乗っており、その勢いを保ったままスペイン戦に臨むことが期待されています。北野和子と松村美咲の活躍が、チームの勝利に大きく貢献することが期待されます。