ブブリクがクレーコートで快進撃! 2週連続シェフチェンコ撃破で準決勝進出【ジェネラリ・オープン】
カザフスタンのエース、アレクサンダー・ブブリクが2週連続で同胞シェフチェンコを撃破。強靭なサーブと雨中断をものともしない集中力で準決勝進出を決めた今大会のハイライトを徹底レポート。

圧倒的サーブパフォーマンスで連勝継続
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/世界ランク15位)が7月25日、ATP250シリーズ「ジェネラリ・オープン」男子シングルス準々決勝で、同胞のアレクサンダー・シェフチェンコを6-4 6-2で下し、今季3度目のベスト4進出を果たした。
試合の決定的瞬間
- 第1セット4-3:ブブリクがシェフチェンコの2度目のダブルフォルトを誘発し決定的ブレーク
- 第2セット再開後:雨中断明けに3ゲーム連取で流れを決定
- サーブ成功率:1stサーブ73%・サービスゲーム無敗の圧倒的安定感
高地戦略の勝利
標高762mのキッツビューエル会場で、ブブリクはボールの弾道計算を精密に調整。26本のエースと91%のネット接近率が勝利の鍵となった。
「高地のコンディションは過酷だが、フィジカルコーチとの調整が功を奏した」- ブブリク
注目の準決勝マッチアップ
対戦カード | 勝率(対戦歴) | 注目ポイント |
---|---|---|
ブブリク vs ファン デ ザンツフープ | 2勝0敗 | オランダ新星の鋭いバックハンド |
リンデルネック vs カゾー | 初対戦 | フランス勢の次世代頂上決戦 |
データで見るブブリクの進化
- 連勝記録:クレーコート6連勝(今季クレー勝率82%)
- ブレークポイント防御率:今大会90%(10/11セーブ)
- 平均ラリー時間:3.2秒(前週比0.5秒短縮)
次戦展望:ファン デ ザンツフープ戦では、前回対戦(2024年マドリード)で見せたクロスコートバックハンドの応酬が再現される可能性大。気象予報によれば週末は晴天が続く見込みで、コンディション管理が勝敗を分けるカギとなりそうだ。