草野が新入幕Vへ突き進む!名古屋場所千秋楽の大一番
新入幕の草野が名古屋場所で優勝を目指し、千秋楽に向けて意気込みを語る。

草野の快進撃
新入幕の草野は、名古屋場所14日目で東前頭筆頭・安青錦を寄り切り、3敗を死守しました。これにより、優勝争いは2敗の琴勝峰と1差で追う安青錦、草野の3人に絞られ、平幕優勝が確定しました。千秋楽では、琴勝峰が安青錦と対戦し、草野は小結・高安と組まれることになりました。琴勝峰が勝てば初V、敗れた場合は優勝決定戦となります。
草野の意気込み
草野は支度部屋で「絶対引かないと決めていた。止まらず相撲を取れて良かったな」と控えめに喜びを語りました。彼は昨年春場所で110年ぶりに新入幕で賜杯を抱いた尊富士から「優勝する気持ちを持たないと、優勝できないぞ」と激励を受けています。草野は「気合は毎日入っている。今日みたいに止まらず、自分の相撲を取るだけ」と意気込んでいます。
安青錦の戦略
安青錦は持ち味の低い姿勢を発揮し、上位陣相手に5勝1敗と大きく勝ち越していました。13日目の夜、尊富士ら対戦経験のある兄弟子たちと対策を練り、師匠の伊勢ケ浜親方から「止まるなよ」と助言を受けました。安青錦は「言われた通りの相撲が取れた」と会心の白星を挙げました。
史上初の快挙を目指して
史上3人目の新入幕Vへ、千秋楽まで可能性を残した草野。「そこまでできるとは思っていなかった」と想定を上回る快進撃を見せています。24歳の草野が史上初の快挙を目指し、名古屋場所千秋楽の大一番に臨みます。