三原舞依、復帰戦で3位獲得!冬季五輪出場へ向けての決意【フィギュアスケート】
三原舞依が7カ月半ぶりの試合で3位を獲得。冬季五輪出場に向けての決意を語りました。

三原舞依、復帰戦で3位を獲得
2025年8月12日、大津市の木下カンセーアイスアリーナで行われたフィギュアスケート・サマーカップ最終日。三原舞依(25歳)が女子フリーで3位を獲得し、7カ月半ぶりの試合を終えました。
演技の詳細
三原は今季のフリー曲「ジュピター」に乗り、2本目の連続ジャンプである3回転ルッツ―2回転トーループを成功させ、GOE(出来栄え点)で0.79点の加点を得ました。その後もジャンプを転倒せずにまとめ、3本全てのスピンとステップで最高評価のレベル4を獲得。最後のスピンに入る前から大きな拍手が起こり、演技を終えた後には両手で大きなガッツポーズをみせました。
三原のコメント
三原はフリーについて「想像以上のものが出し切れた」と振り返り、表彰台という結果を「今できることを出し切れた結果。すごくうれしい気持ちでいっぱい」と喜びました。今季はGPシリーズのエントリーが現時点でないが、悲願の冬季五輪出場が懸かる今季への思いが強くなったようで、「全日本(選手権)に帰ってこられるように、しっかり練習を頑張りたい。コンディションとかをうまくコントロールしながら、成長していけたら」と前を見据えました。
三原舞依のプロフィール
三原舞依は1999年8月22日生まれ、神戸市出身の25歳。小学2年でスケートを始め、世界選手権には2017年大会と2023年大会に日本代表として出場。四大陸選手権は2017年大会と2022年大会で優勝しました。GPシリーズは2022~2023年シーズンのイギリス大会とフィンランド大会を制し、ファイナルでも初優勝を果たしました。全日本選手権の最高成績は2022年大会の2位。甲南大出身。現在は中野園子コーチ、グレアム充子コーチらに師事しています。