パリSGの歴史的勝利:ウィリアム・パチョの1mmクリアが決定的瞬間に
2024-2025シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝で、パリSGがインテルを5-0で圧勝。ウィリアム・パチョの1mmクリアが試合の流れを変えた。

パリSGの圧倒的勝利
2024-2025シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝が日本時間6月1日にアリアンツ・アレーナで行われ、パリ・サンジェルマン(パリSG)がインテルを5-0で下し、クラブ史上初のスクデットを獲得しました。
ウィリアム・パチョの決定的プレー
試合のハイライトは、20分に決まった2点目の得点シーンでした。自陣深い位置、ライン上でウィリアム・パチョがアクロバティックな体勢でボールをクリア。まさに“1mm”級のギリギリのところでボールを残し、パリSGのボールになると、クビチャ・クワラツヘリアの持ち運びからカウンターがスタートしました。
カウンターの流れ
左に流れながら裏に抜けるウスマン・デンベレにパスを出すと、最後は自らに相手の視線を引きつけてから逆サイドのデジレ・ドゥエに展開。19歳のフランス代表FWは、ボックス内で胸トラップしてから右足を振り抜き、相手DFに当たってコースが変わったシュートがゴールに吸い込まれました。
解説者のコメント
解説を務めた戸田和幸氏が「忘れちゃいけないのは、スタートはパチョです。パチョがボールを残したところから始まりました」と伝えたように、エクアドル代表DFがライン上でボールを残さなければこのカウンターは始まらなかったのです。
ファンの反応
このプレーにファンはSNSで「パチョの1mm」「パチョすご」「ボール残したのマジで偉すぎる」「CKにしなかったパチョのプレーで試合が決まった」「これが歴史を変えた瞬間だったかもしれない」「本当に素晴らしい働きでした」「インテルの心を折るきっかけを作った」と称賛の嵐となりました。
パチョの活躍
今季からパリSGでプレーするパチョは、CLデビューシーズンながら決勝までの全17試合で先発。自慢のスピードを活かしたカバーリングと対人の強さをベースに堅守を支えました。
試合の結果
試合は後半にも3点を追加したパリSGが5-0と圧勝。クラブ史上初となるスクデットを獲得しました。