宮本ともみ監督、INAC神戸の新たな挑戦:WEリーグ優勝への道
元なでしこジャパンの宮本ともみがINAC神戸の監督に就任。WEリーグ優勝を目指し、女子サッカーの盛り上げに意欲を見せる。

宮本ともみ監督の就任会見
2025年6月10日、兵庫・神戸市内で行われたINAC神戸の監督就任会見で、元女子日本代表でなでしこジャパンのコーチも務めた宮本ともみ監督(46)が新シーズンへの意気込みを語りました。
INAC神戸の現状と目標
INAC神戸はWEリーグ初年度に優勝するものの、その後3季連続で2位に甘んじてきました。宮本新監督は、「選手時代から優勝を目指して一生懸命やってきた。神戸はタイトルを狙えるチーム。優勝を狙うべきチーム。そこで監督をして、みんなで優勝を分かち合いたい」と就任理由を明かしました。
WEリーグへの期待と課題
宮本監督は、WEリーグについて「現役のときはプロリーグがなかったから、OGとしてできたことはうれしいこと」と話しながらも、「観客数の伸び悩みはあると思う」と指摘しました。「INAC神戸をより魅力的なチームにすることで発展につながる。もっと強くなって、女子サッカーを盛り上げたい。WEリーグを盛り上げたい。このチームのために全力を注いで頑張りたい思いはどの監督にも負けない自負がある」と意気込みました。
新シーズンの開幕戦
新シーズンの開幕戦は8月10日、24~25年シーズンで初優勝した日テレ東京Vと対戦します。宮本監督は「自分の力を最初に見せる素晴らしい舞台になる。思いっきりぶつかっていきたい。見に来る人は得点を見たくて来ている。得点をたくさん取ることにこだわっていきたい。得点力にフォーカスしていきたい」と、4季ぶりの優勝を目指し、新チームが始動します。