2025年夏の全国高校野球選手権大阪大会の抽選会が6月17日に開催されます。今年の大会は7月5日に開幕し、決勝は27日に行われます。参加校数が多く、例年激戦が繰り広げられる中、大阪桐蔭と履正社が今年も絶対的な強さを誇っています。履正社はここ2年ノーシードからの戦いだっただけに、今年の戦いぶりにも注目が集まります。

昨年春優勝の大阪学院大に加え、この春は4強入りを果たした関大北陽と大体大浪商の名門への期待も高まっています。

今年のシードの中で異彩を放つのは、公立校の都島工、香里丘、堺東です。3チームともに初のシード権を獲得しました。特に都島工は工業系の学校として初めてスーパーサイエンススクールに指定された進学校でもありますが、1951年には夏甲子園出場の実績があり2勝を挙げベスト8にも輝いた実績もあります。2005年夏に大商大のエースとして大阪で8強進出を果たした小宅健太郎監督がチームを率いています。今年の台風の目になることができるか、注目されます。

昨年秋は4強だったがこの夏はノーシードとなった近大付が、どのシードのブロックに入るのかも注目されます。

【トーナメント表】大阪府春季大会3回戦以降の組み合わせ

高校野球ファンにとって、今年の大阪大会は見逃せない熱い戦いが繰り広げられることでしょう。