高校野球夏の大会直前!審判技術向上のための特別講習会 in 八王子
第107回全国高校野球選手権東・西東京大会開幕を前に、正確な判定技術を磨く審判講習会が八王子市で開催され、約110人が参加しました。

高校野球夏の大会直前!審判技術向上のための特別講習会 in 八王子
2025年6月15日、東京都八王子市の堀越球場で、第107回全国高校野球選手権東・西東京大会開幕を前にした審判講習会が開催されました。約110人の参加者が集まり、正確な判定技術を磨くためのトレーニングに臨みました。
基本動作の確認
講習会ではまず、判定の基本動作を確認しました。アウトの際は「ひじを基点に壁をドンっとたたくように」、セーフの際は「セーフ、ではなく、セイフと言うと声に切れが出る」といった具体的な指導が行われました。参加者たちは全員でこれらの動作を反復練習し、技術の向上を目指しました。
参加者の声
今大会から初めて加わる大学生の福山雅大さん(19)は、将来プロ野球の審判になることを夢見ています。彼は「子どもの頃から、審判の堂々としている姿が格好いいと思っていた。大会では威厳のあるジャッジをしたい」と語りました。
審判委員長のコメント
桜井昭夫審判委員長(71)は「選手にとっては集大成の夏。説得力のある正しい判定を徹底したい」と述べ、大会での正確な判定の重要性を強調しました。
写真
- セーフの動作をする参加者たち=2025年6月15日午前9時52分、東京都八王子市、岡田昇撮影
- 判定の基本動作を確認する参加者たち=2025年6月15日午前10時7分、東京都八王子市、岡田昇撮影
(岡田昇) 朝日新聞社