角田裕毅が日本人F1最多出場記録を更新!佐藤琢磨氏も驚きのコメント
角田裕毅が日本人F1ドライバーとして最多出場記録を更新。先輩ドライバー佐藤琢磨氏も驚きのコメントを寄せた。



角田裕毅、日本人最多出場記録を更新
2025年第9戦スペインGPで、角田裕毅はF1出走96戦目を迎え、片山右京氏の95戦を抜いて日本人単独最多のF1出走数となりました。さらに、第10戦カナダGPではF1デビューから節目の100戦目を迎え、DNSを除くと出走97戦目となりました。
佐藤琢磨氏のコメント
『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #14』では、レーシングドライバーの佐藤琢磨氏がリモート出演し、角田裕毅について以下のように語りました。
サッシャ: 「スペインGPで片山右京さんの記録を超える日本人歴代最多の96レース、これはスタートしなかったレースを引いた記録ということになります。日本人としては最もF1経験が多いドライバーに。名実ともにF1で一番経験している」
中野: 「そうですね……気がつけば。気づけばもうここまで来てるんだなと。ちょっとびっくりですけど、やっぱり(1シーズンの)レース数が増えてきているということもあって、この短い期間でこれだけのレースに出られているっていうのは、継続することができている大変意味のあることだと思います」
佐藤: 「いやー本当に。今、信治さんが言った通りなんですけど、やっぱり年間のレースが増えているので。自分もね右京さんの記録(95戦)には、あと一歩(90戦)っていうところで……。まあチーム(スーパーアグリ)が撤退しちゃったんで。叶わなかったですね」
佐藤琢磨氏のF1キャリア
2002年にジョーダンF1チームよりF1デビューした佐藤琢磨は、BARホンダを経て2006年よりスーパーアグリからF1参戦。この新興チームで2シーズン戦った後、3シーズン目に突入した2008年5月、シーズン序盤戦でチームはF1撤退を表明しました。
2008年の第4戦スペインGPがF1最後の参戦となり、トロ・ロッソのテストを受けたこともあったがシート獲得とはならず、その後はF1から離れました。それだけに志半ばでF1の道が途絶えた佐藤琢磨にとって、この数字に思うところがあったようです。
佐藤: 「2002年にデビューしてからだから、7年半かけて90戦走ったんですけど……。裕毅はもうそれを超えちゃったっていうのはもう本当にびっくりです」
佐藤: 「それだけF1ドライバーとしてここまで絶対的な地位を築いてきたと言うか、経験もさることながら本当に裕毅の持ち味やスピードとこうレースの強さみたいなのがさらに磨きがかかって。本当に今後ますます楽しみだなっていつも思って応援しています」
今後の期待
角田裕毅の今後の活躍に、ファンや先輩ドライバーたちも大きな期待を寄せています。彼のさらなる成長と、F1での活躍を楽しみにしましょう。