松山晋也の負傷が中日ドラゴンズに与える影響

2025年7月4日、中日ドラゴンズは守護神・松山晋也が「上肢のコンディション不良」により登録抹消となったことを発表しました。松山は今季12球団トップの28セーブを記録するなど、チームの勝利に大きく貢献してきた存在です。その離脱はチームにとって大きな痛手となるでしょう。

松山晋也のこれまでの活躍

松山は2022年育成ドラフト1位で中日に入団し、150キロ超の速球を武器にリリーフとして活躍。昨季は最優秀中継ぎを獲得し、今季はクローザーに転向。フォークの精度と与四球率の低さで圧倒的な投球を見せてきました。

代役クローザーの候補

清水達也

松山の前を務めてきた清水達也が筆頭候補。今季はリーグ2位の25HP、防御率0.91をマーク。速球とフォークの組み合わせは松山に引けを取らない。

橋本侑樹

左腕の橋本侑樹も有力候補。快速球と「死神の鎌」と呼ばれるスライダーで好調時は手がつけられない。被打率.153、WHIP0.85と松山を上回る成績。

ジュニオル・マルテ

松山に代わって昇格したジュニオル・マルテにも期待。今季22試合登板で防御率2.66とまずまずの成績。元々クローザー候補として獲得されただけに、ここでの活躍が鍵。

今後の戦略

松山の負傷はチームにとって大きなダメージですが、現有戦力でその穴を埋めることが求められます。清水達也や橋本侑樹、ジュニオル・マルテの奮起に期待がかかります。

[文：尾張はじめ]