侍ジャパン・井端監督が小久保監督とピッチクロック対応を徹底討論!WBC連覇に向けた戦略
侍ジャパンの井端弘和監督が小久保裕紀監督とピッチクロック対応について長時間の会談を行い、WBC連覇に向けた戦略を練りました。

井端監督が小久保監督とピッチクロック対応を徹底討論
侍ジャパンの井端弘和監督(50)が16日、ソフトバンク―ロッテ戦を視察し、松田宣浩野手総合コーチ(42)らとともに両軍の試合前練習を熱心にチェックしました。代表経験がある選手やチーム関係者らと積極的にコミュニケーションを図り、情報収集に努めました。
近藤健介と周東佑京の状況
井端監督は、主軸として期待する近藤健介外野手(31)と2023年WBCの世界一メンバー・周東佑京内野手(29)についても言及。近藤に関しては「(来春の)WBCに関しては問題ないと思うし、11月(の強化試合)も当然オファーするつもり」と明言しました。周東に関しては「今年の活躍だったりというところでは、スタート(先発起用)ということも頭にあるし、そこはコーチ陣と相談しながらやっていきたい」と踏み込みました。
ピッチクロックへの対応
今年11月に開催される韓国との強化試合は、WBC前の貴重な実戦機会となります。本番モードで臨むことが予想され、代表首脳陣にはNPB最強メンバーを招集したい意向があるようです。大会連覇を狙うWBCまで8か月。選手選考とともに井端監督が頭を悩ませるのが「ピッチクロックへの対応」とみられます。
小久保監督との会談
この日、井端監督は17年WBCで指揮を執った小久保監督と約40分にわたって話し込みました。「ここから強化試合などを含めて(WBCまでの)流れを事細かに伝えさせてもらった」と具体的な言及は避けたが、多くの時間をピッチクロックへの準備に関して意見交換したようです。
今後の課題
韓国や台湾では国内リーグでピッチクロックを導入済みですが、日本にとっては不慣れなルールとなります。井端ジャパンは今秋以降の代表活動で順応していくしかない状況。WBCに選出する可能性が高いメンバーを招集し、懸案を解消していくことが急務となりそうです。