【バドミントン】奈良岡功大、ジャパンオープン2025準々決勝で苦戦も新たな課題を発見
世界ランキング7位の奈良岡功大がジャパンオープン2025準々決勝でフランスのクリスト・ポポフに敗れた試合の詳細と今後の課題を紹介。

試合の振り返り
奈良岡功大は、7月18日に開催されたBWFワールドツアー・ダイハツジャパンオープンの男子シングルス準々決勝で、フランスのクリスト・ポポフに1-2で敗れました。試合後、奈良岡は以下のようにコメントしました。
――試合を振り返って 「これまで何回も試合をしている選手です。いろいろ作戦を立ててやるようにしました。1ゲーム目はうまくいったと思いますが、2ゲーム目は、体力的に大丈夫でしたが、うまくいかない感じが続いてしまいました。」
――うまくいかなかったというのは? 「スマッシュのミスですかね。1ゲーム目は後半までしっかり決めにいけたけど、2ゲーム目はスマッシュのミスが目立ってしまったかなと思います。」
――ファイナルゲームで修正したこと 「相手もこちらに対して作戦を考えてきたというか、自分が打った場所にいることが多かったので、(スマッシュを増やすより)ラリーをすることを作戦としてやっていました。そのラリーがうまくいかなかったのと、相手のエースショットが何本か決まってしまい、それで苦しい展開になりました。」
――スマッシュを打つスタイルに体が慣れていない? 「(プレースタイルを)変えたばかりというのは、言い訳にならない。今日は体が重いというか、ジャンプスマッシュの時にうまくジャンプしきれていないという感じはあったと思います。」
――相手のプレーがよかったことが、スマッシュからの点数に結びつかなかった? 「相手の作戦もうまかったと思います。どういう作戦かは言えませんが。あとは、こちらがスマッシュを打っても、その返球が奥まで返ってきていた。打っているのに決まらないというモヤモヤはありました。」
――日本の大会でベスト8。結果はどう受け止める? 「ベスト4までいきたかったです。悔しいっすね。」
――新しいスタイルの課題は? 「(いいスマッシュは)打つことはできていると思うけど、その後の簡単なミスをなくすこと。あとは、ラリーが長くなった時のミスをなくしたい。これまでのラリーをするスタイルも生かしつつ、甘い球をしっかりねらっていく感じでいきたいです。」
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部 写真/菅原淳