【バドミントン】郡司莉子がジャパンオープン2025で驚異のパフォーマンス!準決勝進出の鍵は「捨て身のプレー」
郡司莉子がジャパンオープン2025で世界ランキング4位の選手を破り、準決勝進出を果たした。彼女の捨て身のプレーと戦略が勝利の鍵となった。

2025年7月18日、東京体育館で開催されたBWFワールドツアー・ダイハツジャパンオープンの女子シングルス準々決勝で、郡司莉子が中国の韓悦を2-0で下し、準決勝進出を果たしました。郡司は世界ランキング32位ながら、4位の強豪を相手に圧倒的なパフォーマンスを見せました。
試合を振り返って
郡司は試合後、次のようにコメントしました。
格上の相手に精いっぱいやって、いい手ごたえの中で勝てたのでよかったです。1点目からマックスのスピードでいったので、1ゲーム目のイレブンまではすごくきつかったですけど、我慢して耐え抜いて1ゲームを取れたのは大きかったです。
捨て身のプレーが勝利の鍵
郡司は、世界ランク1ケタの選手との初対戦で、ギリギリのプレーや捨て身のショットが決まったことを評価しました。
今日は本当にギリギリで取って、捨て身で打った球が入ったからよかった。あれが、まだ1本、2本先があると考えると(世界トップの戦いは)キツイなと思いました(苦笑)。
序盤の戦略
序盤、郡司はスピードを上げながらも、前後に大きく振られる場面がありました。
「我慢、我慢、我慢、これが通常!」と頭で言い聞かせていました。今までの自分なら、あそこで我慢ができなくて、自分から仕掛けてアウトになっていた。
体力管理とアドレナリン
1ゲームを取り切った後、郡司はアドレナリンが出て、体力切れの感覚がなかったと語りました。
1ゲーム目のイレブンまでは、すごい息が上がって、頭がクラクラして、沸騰しているような感覚でした。そこを越えたら、少し落ち着いて、相手も我慢できずに(少し強引に)打ってきてくれたので、レシーブにまわれて落ち着く一本になったと思います。
世界ランク1ケタの選手に通用した部分
郡司は、今大会のクロススマッシュが特に良かったと自信を見せました。
今大会は、ラウンドからのクロススマッシュがいつもよりいいところに入ってくれているので、自信を持って打てているのが大きいです。
ジャパンオープン初出場での4強進出
郡司は、ジャパンオープン初出場で4強進出を果たし、多くの応援に感謝の意を表しました。
今日も遅くまで、たくさんの人が残って応援して下さって心強いし、自分がきつい場面でも1点を取らせてもらっている感じがあります。声援のおかげで取れているので、すごく感謝しています。
郡司莉子の今後の活躍に期待が高まります。