【甲子園新風】綾羽高校が春夏初出場!4度目の決勝で歴史的瞬間を制す 千代監督の恩師への誓いが実る
滋賀の新鋭・綾羽高校が春夏通算初の甲子園切符を獲得。4度目の決勝進出で宿敵・滋賀学園を破り、監督の恩師・田中鉄也氏との約束を果たした感動の軌跡を追う。

決勝戦のハイライト
初回2点先行される苦境から、選手たちは「逆転のための練習を積んできた」と冷静に対応。3回表に4点を奪い返す機動打で試合の流れを一変させた。エース・山田投手(3年)が終盤6回無失点の粘投で勝利を決定づけた。
千代監督の軌跡
- 2004年:野球部強化プロジェクト第一期生として入部
- 2017年:恩師・田中鉄也氏の教えを継ぎ監督就任
- 2024年:県大会4強常連校に成長 「この勝利は現役選手だけでなく、20年間の卒業生全員のもの」と涙のコメント
歴史的瞬間の背景
伝統校・近江高校OBの指導ノウハウを継承しつつ、データ分析を導入した新たな指導法を確立。決勝戦では相手校の24連勝記録を止める大金星を挙げた。
「恩師から託されたノックバットを、ようやく甲子園の土で使える」(千代監督)
新時代の幕開け
チームカラーの紺碧ユニフォームが甲子園の青空に映える日が決定。8月10日の開幕戦では全国に「滋賀の新風」をアピールする。