阪神・高橋遥人の復活劇:リハビリ組の絆とチームへの貢献
阪神の高橋遥人がリハビリを経て復活し、チームに欠かせない存在となったストーリーを紹介。

高橋遥人の復活
阪神の左腕・高橋遥人投手(29)が、昨年11月の左手首手術から復帰し、317日ぶりの今季初勝利を挙げた。5回2/3を6安打1失点と踏ん張り、チームの後半戦2連勝に貢献した。
リハビリ組の絆
ルーキーイヤーに右肘のトミー・ジョン手術を受けた下村は、リハビリ組で共に過ごした高橋を「お手本みたいな人です。野球への取り組みとか探究心、向上心がすごい」と尊敬している。同じケガを乗り越えた先輩の存在は、不安がつきまとう中で大きな支えとなった。
チームへの貢献
全体練習とは別メニューをこなすリハビリ組。それぞれの裁量で動くことはルーキーにとって難しいが、高橋はトレーニングに誘ったり、話を聞いてくれた。「どう進んでいけばいいか選択肢をくれた」と下村は感謝している。
今後の決意
再び1軍の舞台に立つ高橋の姿は、下村にとってもうれしい。「僕も早く恩返しをしたいし、遠い存在にならないように食らいつきたい」と決意を口にした。
高橋の言葉
高橋は「誰でも聞かれたら答えるのはみんなですよ。僕から聞くことだってあるし、特別なことじゃない」とひょうひょうと話す。自身も若手時代は「その都度、聞きたいことは聞いていました」と先輩に頼った経験がある。
チームの未来
実力はもちろん、多くの壁を乗り越えてきた高橋は、チームにとって欠かせない存在だ。今後の活躍が期待される。