アルカラス、死闘の末にルブレフ撃破! シンシナティOPベスト4進出でズベレフと激突へ
スペインの若きエース・アルカラスが2時間17分の激闘を制しシンシナティOP準決勝進出。第3セット終盤の神経戦を制し、次戦でズベレフとの頂上対決が実現。

劇的逆転でベスト4入り
ATP1000シンシナティ・オープン男子シングルス準々決勝で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第9シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 4-6 7-5で下し、今季3度目となるマスターズベスト4進出を決めた。
試合の転機
- 第1セット:アルカラスが2度のブレークを奪い先行
- 第2セット:ルブレフが3-3から逆転ブレーク
- 第3セット:5-3で迎えたアルカラスのマッチポイントをルブレフが粘りで逆転追いつく
決戦の5-5
「ここからが本当の勝負」と語ったアルカラスは、15本のアンフォーストエラーを跳ね返す強心臓プレーを披露。最終ゲームではルブレフのダブルフォールトを誘い、2年連続ベスト4進出を果たした。
技術統計
項目 | アルカラス | ルブレフ |
---|---|---|
エース | 9本 | 11本 |
ブレーク成功率 | 3/7 (43%) | 2/5 (40%) |
ネットプレー | 18/22 (82%) | 12/16 (75%) |
アルカラス談:
「第2セットの集中力低下が痛かったが、第3セットでは『この瞬間を生きる』ことに集中。ルブレフのような強敵との戦いは常に特別な経験だ」
次戦展望
準決勝ではズベレフ(ドイツ)と対戦。過去の対戦成績は3勝2敗でアルカラスがリードするが、今大会でサービスゲーム92%キープのズベレフが最大の壁に。
注目ポイント:
- 両選手のサーブ勝率比較
- ロングラリーでのスタミナ勝負
- ネットプレーの積極性