20歳の超新星・坂井優太が目指す「パーフェクトボクシング」の真髄とは?
20歳のアマチュア7冠王者・坂井優太が5連続KO勝利を達成。しかし、父兼トレーナーからの厳しい評価と次戦への挑戦を紹介。


5連続KO勝利も「不合格」という厳しい評価
2025年8月21日、後楽園で行われたプロボクシングの「フェニックスバトル141」で、大橋ジムの20歳のホープ、坂井優太が5回2分47秒KO勝利を収めた。これでデビューからのキャリアは5戦5勝5KOと無敗をキープ。しかし、本人の自己採点は「30点」と厳しいものであった。
父兼トレーナーからの厳しい指摘
試合後、控室に戻った坂井に対して、父でトレーナーの伸克さんは「不合格」と手厳しい評価を下した。伸克さんは「練習でやってきたことがやれていなかった。足が動いていない。前の手も多彩じゃなく視野が狭かった」と指摘。
次戦はサウジアラビアでの大舞台
次戦は、12月27日にサウジアラビアで開催予定の「リヤドシーズン」への出場が有力視されている。ここでは、スーパーバンタム級の4団体統一王者、井上尚弥との競演が期待されている。
試合の詳細
5ラウンドでは、左ストレートでロープに吹っ飛ばし、一気にラッシュをかけてヤン・チュンファを崩れ落ちさせた。しかし、坂井には笑顔はなく、自己採点は「30点」と厳しいものだった。
課題と今後の展望
坂井は「ここでこんなにてこずっていては…」と今後の課題を語った。次戦では、井上尚弥との対戦が期待されており、さらなる成長が求められている。