19歳の中野ムーサ、世界を目指す!ヘビー級トーナメント4強進出
19歳の中野ムーサがフェニックストーナメント・アジアヘビー級チャレンジカップで4強進出。世界挑戦への意欲を語る。

中野ムーサ、4強進出で世界挑戦への意欲
19歳の中野ムーサが、優勝賞金1000万円の「フェニックストーナメント・アジアヘビー級チャレンジカップ」準々決勝で、イケメン・ディーケイを3-0の判定で下し、4強進出を果たしました。中野は試合中、相手の強烈なフックに対し、ジャブと右フックで対抗し、最終回の猛攻を耐え抜きました。
試合の詳細
中野は1回戦でジョーダン・グリーンを1回KOで下し、初回KO賞金の50万円を獲得。7日の前日計量後も「1ラウンドでいけるでしょ」と自信を見せていましたが、試合後には「相手に惑わされて狙いすぎた。もっと自分から組み立てたかったが、やりづらかった」と悔しさを口にしました。
中野ムーサの背景
5歳でボクシングを始めた中野は、駿台学園高時代にミドル級の選手として活躍しましたが、ケガで思うように試合に出られませんでした。ヘビー級トーナメントに「大きな思いがある」という187cm、99.3kgの19歳は、「優勝の次のステップに行きたい。世界ですね」と大志を掲げています。
次の試合
9月26日の準決勝では、名門・帝京高サッカー部出身の大沼ケンと対戦します。中野は両親のルーツでもあるエジプトの国旗を掲げた120人の応援団からの大声援を受け、「みんな応援してくれる。だから頑張らないといけない」と決意を新たにしました。