堤駿斗、サウジアラビアで世界初挑戦へアピール!元五輪代表を3回TKOで完勝
堤駿斗がサウジアラビアで元五輪代表を3回TKOで下し、世界初挑戦へ向けて強烈なアピール。

堤駿斗、サウジアラビアで快勝
堤駿斗(26歳、志成)は、2025年8月16日(日本時間17日)、サウジアラビア・リヤドで行われたプロボクシング132ポンド(約59.87キロ)契約10回戦において、2016年リオ五輪代表のカイス・アシュファク(32歳、英国)を3回2分8秒TKOで下した。
試合のハイライト
堤は初回からサウスポーのアシュファクにプレスをかけ、2回にワンツー、右ストレートからの左ボディーで最初のダウンを奪った。3回ではさらに圧力を強め、連打からの右フックでダウンを奪い、左フックのダブルでアシュファクを前のめりに倒した。最後は何とか立ち上がったアシュファクにフック、アッパーでラッシュを仕掛け、レフェリーが試合をストップした。
堤のコメント
堤は前日計量後に「素晴らしいKOショー」を見せると予告していた通り、会心のKO勝利を収めた。リング上で絶叫して喜びを爆発させると、コーナーに駆け上がり観客にマッスルポーズを誇示した。
今後の展望
堤は弟・麗斗(22歳、志成)とともに、サウジアラビア政府直轄プロジェクト「リヤド・シーズン」を運営する同国総合娯楽庁トゥルキ・アラルシク長官がオーナーを務める米専門誌「ザ・リング」とアンバサダー契約を締結しており、今回のサウジアラビアでの大型興行に抜てきされた。プロでは初の海外での試合だったが、「12月が世界戦のつもりでこの試合も準備してきた」と今回の試合を“世界前哨戦”と位置づけていた一戦で快勝。12月にも計画されるサウジアラビア・リヤドでの大型興行か日本での所属ジム主催興行での世界初挑戦へ、5戦連続KO勝利でアピールした。