2025年5月22日、美浦坂路で行われたエンブロイダリーの追い切りは完璧なものでした。ルメール騎手が手綱を取る中、3頭併せの真ん中で加速し、僚馬を尻目に馬なりで4ハロン52秒2−12秒1をマークしました。内ベストセラーに1馬身先着し、外サフランヒーローと併入する形で、余力十分に好タイムを叩き出しました。

ルメール騎手は「無理しないで完璧な追い切り。フットワークもちょうどよかった。状態はいいと思う」と大満足のコメントを残しました。また、勝てば史上最多の通算5勝となる彼は、「3歳牝馬の中で一番強い馬に乗ったらオークスに勝つことは簡単になります。エンブロイダリーもGⅠレベルになった。スタミナとかはあまり関係ない。能力で勝てるから」と確信のV宣言をしました。

今回の追い切りで、エンブロイダリーの状態は非常に良好であることが確認され、ルメール騎手の勝利への確信が一層強まりました。オークス2025に向けて、エンブロイダリーの活躍が期待されます。