ヤマニンウルスが東海Sで完全復活!武豊騎手の勝利にファン熱狂
ヤマニンウルスが東海Sで見事な復活勝利を収め、武豊騎手の巧みな騎乗が光りました。

ヤマニンウルスの復活劇
2025年7月27日、中京競馬場で行われた東海S(G3)において、ヤマニンウルス(牡5、斉藤崇)が待望のJRA重賞2勝目を挙げました。勝ち時計は1分22秒2で、後続に3馬身半の差をつける圧勝でした。
武豊騎手のコメント
武豊騎手(56)は、「久しぶりにこの馬のパフォーマンスができてとてもうれしい。いい時のこの馬の感じだったので、自信を持って先頭に立った。やっぱりこの馬は走るなと。去年の夏に勝った、あの時にようやく戻ったなと思う」と、相棒の復活劇に満面の笑みを見せました。
斉藤崇師の感想
斉藤崇師も待望の勝利に胸をなで下ろし、「このまま終わったらどうしよう…と。ずっと負けが込んでいて、馬の感じもしんどくなってきていると思った」と語りました。約3カ月のリフレッシュ放牧を挟んで立て直したことが奏功し、初着用のブリンカーや1400メートルへの距離短縮もプラスに働きました。
今後の展望
今月初めには半弟のヤマニンアルリフラが北九州記念を勝利しており、負けてはいられない状況です。今後は未定ですが、トレーナーは「詰め込みすぎないでいきたい」と間隔を空けて次走に臨むプランを描いています。さらなる高みへ、まだ道は続きます。
ヤマニンウルスのプロフィール
- 父: ジャスタウェイ
- 母: ヤマニンパピオネ(スウェプトオーヴァーボード)
- 牡5
- 馬主: 土井肇
- 調教師: 斉藤崇史(栗東)
- 生産者: 錦岡牧場(北海道新冠町)
- 戦績: 10戦6勝(うち地方1戦0勝)
- 総獲得賞金: 1億2807万2000円(同0円)
- 主な勝ち鞍: 24年プロキオンS(G3)
- 馬名の由来: 冠名+クマ(仏)