青学大が令和初の5連覇達成!全日本大学野球選手権で史上初の3連覇へ挑戦
青学大が東都大学野球で令和初の5連覇を達成。全日本大学野球選手権で史上初の3連覇を目指す意欲を表明。

青学大、完全優勝で5連覇達成
2025年5月23日、神宮球場で行われた東都大学野球最終週第2日の試合で、青学大は国学院大を6―1で下し、リーグ史上4度目で同校初の5季連続、17度目の優勝を飾りました。開幕7連勝とスタートダッシュした亜大を第4週の直接対決で追い抜き、5校から勝ち点を奪う完全優勝で黄金時代を継続しています。
安藤監督の喜び
令和初のリーグ5連覇を果たした安藤監督は、5度宙に舞い喜びをかみしめました。「幸せですよね。マウンドに集まる彼らの姿を見せてもらえたのも幸せ。毎回、やっぱり本当にうれしい」と語りました。
打線と投手陣の活躍
日替わりヒーローが生まれる打線は1―0の3回に4安打4得点の集中打でゲームを支配。先発左腕・バデルナが5回2安打無失点で8三振と快投し、残る4回は鈴木が最少失点で締めました。23年は下村(現阪神)、常広(現広島)のダブルエース、そして昨年は佐々木(現広島)、西川(現ロッテ)のダブルスラッガーが軸となり、4連覇の黄金時代を築きました。先輩4人に続き、今秋ドラフトで1位指名を狙うエース右腕・中西は今季6勝2敗、防御率1・41とMVP級の活躍を見せています。
全日本大学野球選手権への意欲
出場を決めた全日本大学野球選手権は2連覇中。史上初の3連覇へ「初めてのことをやってのけたいというのはある」と指揮官。球史を刻む覚悟と準備はできています。
他校監督のコメント
- 東洋大・井上大監督(青学大に1勝2敗)「単純に強いと思います。ミスショットが少なく、力が抜けていました。」
- 日大・片岡昭吾監督(青学大に2敗)「一人一人が何をすればいいのか、明確になっている。」
- 中大・清水達也監督(青学大に1勝2敗)「余裕、思い切りの良さがプレーに生きている。中西君という柱もしっかりしていた。」
- 国学院大・鳥山泰孝監督(青学大に2敗)「やはり攻守で(青学大の)水準にレベルを上げていかなければならない。」