渡辺雄太が語るBリーグ初挑戦と今後の決意 - バスケットボール日本代表の挑戦
NBA経験者の渡辺雄太がBリーグ初挑戦を振り返り、今後の決意を語る。ファン感謝イベントでの一問一答を紹介。

プレーできない時期、多すぎた
渡辺雄太(30)は、Bリーグ1部の千葉Jに今季加入し、初めてのシーズンを振り返った。NBAで6シーズンプレーした後、日本に戻った渡辺は、31日のファン感謝イベントで報道陣の取材に応じ、Bリーグの印象や今後の目標について語った。
ファン感謝イベントでの一問一答
――初めてファン感謝イベントに参加した感想は? 「悔しい負け方で終わっても、たくさん集まってくださった皆さんに感謝している。皆さんを日本一にしたかった」
――Bリーグ初挑戦の収穫や課題は? 「健康状態が良かったときは間違いなく、自分らしいプレーはできた。ただ負傷明けはパフォーマンスが極端に落ちている。強いチームはシーズンを通して健康で、チームづくりをしっかりとできている」
――メンタル面でのシーズンはどうだったか? 「正直、良くはなかった。あまりにもプレーできない時期が多すぎた。治療、リハビリは大変で、戻ってからパフォーマンスが上がるまでに時間がかかる。31歳になる年で、選手として若くないと感じた。たくさんの学びももらえ、楽しい時間は当然あった中、1年を通して楽しめたかといわれると楽しめていない」
Bリーグのレベルと今後の目標
――Bリーグのレベルはどう感じたか? 「ららアリーナには毎試合1万人が駆けつけてくれ、アウェーも満員。11年前、(渡米する前の)高校生のころは想像できなかった。素晴らしいリーグを今までつくり上げてくださった関係者、選手、コーチに感謝したい。僕もリーグの1人として、あと何年プレーするか分からないが、リーグの発展に貢献できれば」
渡辺は、今シーズンの悔しさをバネに、来季は優勝を目指すと決意を新たにした。