東北福祉大、7年ぶりの優勝!桜井頼之介の完投で全日本大学野球選手権を制覇
東北福祉大が7年ぶりに全日本大学野球選手権で優勝。エースの桜井頼之介が1失点完投で最優秀投手賞を受賞。

東北福祉大、7年ぶりの優勝
2025年6月15日、第74回全日本大学野球選手権の決勝戦が神宮球場で行われ、東北福祉大が福井工大を8-1で下し、7年ぶり4度目の優勝を飾りました。プロ注目のエース、桜井頼之介投手(4年・聖カタリナ)が1失点完投で2勝目を挙げ、最優秀投手賞に輝きました。
桜井頼之介の活躍
桜井頼之介投手は、決勝戦で6安打1失点の完投を達成し、チームの優勝に大きく貢献しました。試合後、桜井は「疲れもあったので変化球中心に組み立てた。自分の役目はチームを勝たせることと思って投げた」と語り、その自信に満ちた姿が印象的でした。
打線の強力な援護
東北福祉大の打線は、準々決勝から3試合連続で2ケタ安打を記録し、エースを援護して8点を挙げました。チームとして大会記録となる59安打もマークし、その強力な打線が優勝の原動力となりました。MVPに選ばれた3番打者の佐藤悠太外野手(3年・報徳学園)は、「どこからでも得点できるのが強み」と胸を張りました。
山路哲生監督の喜び
2023年に復帰した山路哲生監督は、優勝を喜びながらも、「桜井は尻上がりによくなった。それにしても打線がここまで打てるとは思いませんでした」とコメントし、16日の59歳の誕生日の前祝いとなる優勝を大いに喜びました。
東北福祉大の今回の優勝は、チーム全体の努力と結束の結果であり、今後の活躍にも期待が寄せられています。