エリーゼ・メルテンスがリベマ・オープンで芝コート初制覇!ツアー10勝目を達成
エリーゼ・メルテンスがリベマ・オープンで芝コート初制覇を果たし、ツアー10勝目を達成。信じられないような1週間を振り返る。

女子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)は15日、シングルス決勝が行われ、第3シードのE・メルテンス(ベルギー)が予選勝者のE・ルセ(ルーマニア)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下し、シングルスでツアー10勝目を挙げるとともに、芝コートでは初のタイトルを獲得した。
メルテンスの勝利の軌跡
29歳のメルテンスが同大会に出場するのは2年連続7度目。最高成績は2016年のベスト8となっていた。今大会は1回戦でV・トモワ(ブルガリア)、2回戦でM・サッカリ(ギリシャ)、準々決勝でラッキールーザーで本戦入りしたユアン・ユエ(中国)を下し4強入り。そして準決勝のE・アレクサンドロワ戦では相手のマッチポイントを11本凌ぎ、逆転勝ちで決勝進出を果たした。
決勝の詳細
27歳のルセとの顔合わせとなった決勝の第1セット、メルテンスは第3ゲームでブレークを許すも、その後2度のブレークを奪って先行する。続く第2セットでは両者1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。メルテンスは一気に4ポイントを連取してリードを広げると、迎えた2度目のマッチポイントを取り切り1時間57分で勝利。ツアー大会10勝目を挙げるとともに芝コートでは自身初のタイトルを獲得した。
表彰式でのコメント
表彰式でメルテンスは「信じられないような1週間だった」と語った。「ここは本当に自分のホームのように感じる。初めての芝コートタイトルを獲得できてとても嬉しい。信じられないような1週間だったわ。昨日は11本のマッチポイントを相手に握られたけど、それでも勝てた。テニスは何が起きるかわからない。だから昨日のチャンスをつかめて本当に誇りに思うし、今日は素晴らしい試合だった」
今後の展望
メルテンスの今回の勝利は、彼女のキャリアにおける重要なマイルストーンとなる。芝コートでの初タイトル獲得は、今後の試合での自信につながることだろう。ファンたちは、彼女が今後もさらなる高みを目指す姿を期待している。